心の対話 - マリアムの響き - non fiction book2

Synopsis

前作『心のささやき - マリアムの日記』で、私たちはマリアムを通して、日常の中に潜む感情の「ささやき」に耳を澄ませることの価値を知りました。本書『心の対話 - マリアムの響き』は、その旅の次なる一歩です。単に感情を記録するだけでなく、その「ささやき」がどのような「心の声」となり、内なる対話へと繋がるのかを、マリアムの率直な筆致で探求します。日々の出来事や湧き上がる思考に対し、より深く問いかけ、その響きを感じ取る過程が丁寧に描かれています。本書は、前作で培われた自己への気づきを土台に、一歩進んだ内面との向き合い方を提示します。なぜその感情が生まれたのか、その思考の背景には何があるのか。短いページ数の中に凝縮されたマリアムの新たな日記は、読者が自身の内なる声に耳を傾け、自己理解を深めるための静かな示唆に満ちています。忙しい日常の中で見過ごされがちな「自分との対話」の重要性を再認識し、内なる声との響き合いを通して、より豊かな自己との繋がりを感じられるでしょう。